Essay 2007

<目に見えぬもの>

 

2006年6月に胃の手術をしてから1年定期検査で新しい病気が発見した。COPD・・・慢性肺疾患<肺気腫>という肺の働きが徐々に低下していくもの。この病気は治る事はなく、これ以上の進行を遅らせるしかないらしい。1番の治療は「禁煙」と、喫煙者の「副流煙」を吸い込まない事。てな訳で「タバコを吸っている人」にも近づかないで!と医者から言われた。

あ~、なんてこった、Oh my gad! 自慢じゃないけどタバコ、大好きで喫煙歴はン十年。かなりの年季が入ってるよ。

医者から当たり前のように 「禁煙」を指示されても約1ヶ月は止められず、毎日辛かった。恐らく禁煙は無理だろうと、「もういいや、肺がんになっても」なんて考えたりもした。

ある朝、それは突然にやってきた。7月1日、目覚める瞬間の夢とも覚醒ともいえない時間に「あ、もう吸わない」という声ではなく、誓いでもなく、思いでもなく、感覚がした。そう、ただの感覚だった。「タバコ?もう要らない」という感覚。

その時から私は1本もタバコを吸っていない。

「吸いたいな~」とは思う時があってもタバコに手が伸びる事はない。

そして今私には分かる・・、その「感覚」は自分を守ろうとする全ての魂(パワースピリット)だったと・・。亡きご先祖様の心、生きて私を支える生徒たちの心、私を案じてくれるすべての者たちの魂が私からタバコを遠ざけたに違いない。

こんなところにも見えない力は働き、私達を守ってくれている。

 

禁煙開始からの記事はBlogにも載ってます。

 

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